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「うなぎまつりサミットin三島」開催される

 うなぎの資源保護等の大会宣言を採択

三島商工会議所と三島うなぎ横町町内会は、1月20日(水)初めての試みとして「うなぎまつりサミットin三島」を、当所4階大会議室で飲食関係者、一般市民ら約100名の参加により開催しました。うなぎによる街の活性化に取り組む4団体が参加し、うなぎの資源保護をテーマに基調講演、パネルディスカッションを行い、大会宣言として、①安全安心のうなぎの提供②うなぎの資源保護③寒の土用丑の日の全国統一が採択されました。

サミット(会場の様子)

サミット会場の様子

●第一部 基調講演 「日本うなぎの現状と未来」

 講 師 日本栽培漁業協会元参与 廣瀬慶二 氏

「資源保護には下りウナギ(天然の親ウナギ)をとらず、大きな河川に禁漁期を設けたり、河川等の環境をこれ以上人為的な手を加えないように」と講演していただきました。

うなぎまつりサミット(廣瀬氏講演)
●第二部 パネルディスカッション

【内容】

【コーディネーター】

(財)企業経営研究所  常務理事  中山  勝  氏

【パネラー】

パネルディスカッションでは、企業経営研究所常務理事の中山勝氏がコーディネーター、「寒の土用」発祥の地「うなぎのまち岡谷の会」前会長の小松善彦氏、やなせたかし氏デザインのキャラクター「うなこちゃん」やうなぎまつりを開催する「浦和のうなぎを育てる会」理事の大森好晴氏、神奈川県全域をカバーする「鰻友会」会長の飯島純夫氏、地元「三島うなぎ横町町内会」会長の関野忠明氏がパネラーとして、各団体の活動内容等の紹介、うなぎの資源保護について会場の関係者からの発言も交えながら活発な意見交換を行いました。

パネルディスカッション

パネルディスカッション終了後、大会の総括として4団体が整列し、代表して岡谷の小松前会長が3項目による大会宣言を読み上げ、会場の賛同を求めたところ全員の拍手により採択となり、4団体が連携しながら大会宣言の推進を誓いました。

サミット(大会宣言)

大会宣言(全文)
うなぎまつりサミットin三島の総括について申し上げます
うなぎ業界は、近年食生活や環境の変化に伴い100年に一度と言われる不況のなかで、一部業者による度重なる産地偽装、残留農薬等の問題を抱え、またシラスうなぎの不漁により活うなぎの高値が続き、私共蒲焼専門店には存続も不可能になりかねない現状が続いております。

本日の公開討論会の中より、次の3項目のについて提案申し上げ、満場のご同意を願い採択いただきますようお願い申し上げます。

一. 鰻蒲焼屋業界に於いては、生産者、卸業者及び蒲焼屋が正直に国産又は台湾産、中国産等輸入鰻であっても安全安心良質の活鰻を取扱い、消費者、お客様に美味しさと活力源に心ある蒲焼を提供し、お客様と蒲焼き屋が共に満足できる喜びとお互いに有難うと言われる蒲焼きを提供することを目指します。
二. 天然資源であるシラスうなぎに100%依存しなくはならない今日、シラスうなぎの安定した水揚げを確保することは困難であり不可能と思われます。昨今の淡水湖や河の護岸工事により、魚族の生息環境の悪化、餌の減少等悪影響により必然的に親うなぎの減少となることは明白であります。早急に手当てを講じることの必要性を痛切に感じております。この度のサミットにより業界全体で親うなぎの保護による産卵増を図り、シラスうなぎの安定、資源の確保の推進を図ります。
三. 一般的に古くよりうなぎ料理は夏のタンパク源、ビタミン源により健康と活力源として食されてきましたが、寒うなぎの味と香りは夏と異なり、本来の味より一段と深く香りの濃厚さが実感されます。更に寒うなぎは美味しさも増し、特に健康保持と体力増強、風邪の予防等には最高の食品となっております。
立春前にあたる一月最終の丑の日を「寒の土用丑の日」として同一日を全国一斉に制定実施し、厳寒期を乗り切ると共に、食文化の向上とまちの活性化に寄与することを基本に、「寒の土用丑の日」を全国に普及し定着させ、以て業界の更なる発展を目指します。


以上三項目を三島サミットの名において決議し、宣言とする事としてここにご提案申し上げます。
なお、本年の寒の土用丑の日は1月27日でございます。皆様方ご賛同、ご承認をお願いいたします。

この3項目につきましては、積極的に運動の展開をして参ります。ご協力の程よろしくお願いいたします。

平成22年1月20日

主催 静 岡 県 三島商工会議所
           三島うなぎ横町町内会
共催 長 野 県 うなぎのまち岡谷の会
    埼 玉 県 浦和のうなぎを育てる会
    神奈川県 鰻 友 会

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